台湾の洋上水上太陽光発電計画を共有する
旭東がフィリピンで開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力)エネルギー技術専門家会議で、台湾の浮体式洋上太陽光発電計画の進捗状況を説明
旭東が2023年10月16日から17日までフィリピンのマニラで開催された The 61st Meeting of APEC Expert GROUP ON Energy Efficiency & Conservation and 59th Meeting of APEC Expert Group on New and Renewable Energy Technology「第59回APEC新エネルギー・再生可能エネルギー技術専門家グループ(EGNRET)および第61回APECエネルギー効率・省エネルギー専門家グループ(EGEEC)合同会議」に出席し、「APEC Workshop on Promotion of Multifunctional Ocean Space Usage for Renewable Energies Combination」で洋上太陽光発電システムの試験計画を発表しました。このワークショップでは、洋上風力発電と浮体式太陽光発電技術の統合による海洋空間の多機能利用を促進することが議論されました。ワークショップでは、関連分野の専門家が国際的な海洋空間多機能利用に関する法規について意見交換を行い、APEC地域における手ごろで持続可能かつ安定したクリーンエネルギーの獲得機会を促進しました。
講演では、内陸水域から洋上への移行、リスク、および現在の開発状況を説明し、台湾の洋上太陽光発電フローティングプラットホームの試験計画のスケジュール、開発段階、選定されたプラットホームの特徴について紹介しました。また、生態系保護のための対策や、風力発電との併設によるエネルギー全体の場の設計に言及し、洋上で風力と太陽光の相補的な発展を目指すビジョンを強調しました。洋上フローティングプラットホームは世界的にまだ初期開発段階にあり、現在形になっている計画は5件しかありません。技術の成熟度がEUの実験計画の進展に追いつく可能性があり、アジア太平洋諸国の官僚や学者はこの計画に高い関心を寄せており、今後さらなる協力や現地での発表の機会を期待しています。
関連の議事詳細はAPECのウェブサイトをご参照ください。
https://www.egnret.ewg.apec.org/workshops/20231016.html